越後の名峰 巻機山の旅
平成16年6月2日(水)〜3日(木)
 ■天候:晴れ ■投稿者: 宍戸幹直さん
新緑と残雪の巻機山

巻機山は上越国境の山々のひとつで、昔から機織りの神として郷土の人々に信仰されており、それに由来する名前だそうだ。紅葉の巻機山は見事であるらしいが、新緑のブナ林も素晴らしかった!
天候とパートナーに恵まれ、楽しい山旅でした。その記録を綴ります。

 6月2日早朝、男6、女10名を乗せたバスは一路、新潟方面に向かう。懸念されていた天候も全く心配なさそうだ。

 塩沢石打インターをおりる頃巻機山が見えてきた。9時40分、桜坂登山口(750m)に到着する。はやる気持ちを抑えながら、AM10:00、井戸尾根コースの標識に従い、ミズナラやブナの雑木林の中へと歩を進めてゆく。
10:45、四合目(975m)で10分間休憩。春蝉が鳴いている。木漏れ日と冷んやりとした空気がなんとも言えない。

標高1100Mを越える頃からブナ林となり、一段とすがすがしが増してくる。

11:30、五合目(1140M)でオニギリを食べながら、20分程ゆっくりする。日光のあたったブナの葉の裏には葉脈がくっきりと映り、とても美しい。葉の間からは青空も見える。
 
更にブナ林は続き、高度を上げてゆく。カラフルな登山服に身を包んだ女性軍の列は新緑の中に溶け込んでいる。

12:35、六合目(1380M)に着くと割引岳とニセ巻機山が見えてきた。

標高1500Mを超えるころから、低木の樹林帯となり、シャクナゲが咲いていた。

13:30、七合目(1585M)で25分間ゆっくりする。森林限界を過ぎており、視界が開け、眺望を最高だ!
残雪の妙高方面の山、越後の山、上信越国境の山々が青空に見事に連なる。
山に登らないと味わえない見事な景色だ。そよ風も気持ちいい。
14:30、八合目(1765M)に着く。ここからの展望も素晴らしい!

15:00、ニセ巻機山(1861M)を通過。

15:10、今夜の宿泊先である巻機山避難小屋に全員無事到着する。登山口から歩数は10,044歩。小屋の周りには残雪が豊富に残っている。

残雪に埋もれた沢を下り、水を汲む。

16:00から夕食の準備にとりかかる。男性軍は早速飲みはじめる。リーダーがつくってくれるご馳走はとても美味しい。

輪になって酌み交わすと酒もすすみ、楽しい山談義が続く。川田さんから高級ブランデーもいただく。
すっかりいい気分になり、18時頃には眠ってしまう。
わたしが床についた頃、皆さんは茜色に染まった見事な夕陽を堪能していたらしい。

飲みすぎた天罰か。。。
6月3日(木)

4時に目を覚ます。今日も天気は良さそうだ!
4:45に朝食をとり、5:30に空身で小屋を出発する。

まもなく、妙高連山、上越国境の山々、そして遠くには日光の山々も見えてきた。なんとさらには富士山も見える。
やがて池塘が現れ、ミズバショウが咲いている。
5:55巻機山の稜線にたどり着く。
今まで隠れていた越後駒ケ岳、中ノ岳、八海山が目前に現れた。
眼下には六日町の町並みも見え、遠くに日本海に浮かぶ佐渡島が横たわっている!

さらに三角点のある牛ケ岳に向かう。木道を進むと、両側にはハクサンコザクラ、ミツバオーレン、ショウジョウバカマ、ミネザクラ等の花々が咲いている。キスゲの若葉も群生していた。
やがて黄色のジュンタンになることであろう。
6:25、牛ケ岳到着。
ここからは、日光白根山、至仏山、会津駒ケ岳、平ケ岳、飯豊連峰が展望できた。

7:25、ここから引き返し山小屋へ戻る。

小屋ではお茶を飲みながら8時までゆっくりする。巻機山とも惜しみながらお別れし、8:10に下山する。
8:45、七合目で10分間休憩。
ホトトギスが鳴いている。奥山にも夏が近づいたらしい。

9:45、五合目手前の見事なブナ林の中で20分間休息をとり、更に気分をリフレッシュする。

途中5分程休憩をとり、登山口の桜坂には11:05に着く。
甘いスイカが用意されており、乾いた喉を潤してくれた。
12:30、三国街道「街道の湯」で2日間の汗を流す。湯上りの生ビールはいつも格別だ!。ついでに勢いあまって越後の銘酒「八海山」を飲み、昔ながらの支那そばをたべて帰路に着く。

今回も楽しい山旅ができました。山の美しい自然と楽しい仲間の皆様に感謝。。。!!



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ネイチャーツアーズ 戸頃