わたしの山日記
 
日本百名山
知床・羅臼岳/斜里岳
2006.7.11(火)〜14(金) 3泊4日

◆投稿者:鈴木 やす子様
◆7月11日(火)
釧路着10:45 外は雨。 バスで知床半島を目指す。海岸線を走る間にいつしか雨も止み、厚岸の道の駅で美味しい牡蠣の昼食に満足する。

途中ハマナス、ヒオウギアヤメ、ハナショウブの美しい群生に道草をし、海と空の青、清々しい潮風にひと時吹かれる。

途中、標津町の北方領土館では全員で「四島への返還叫び」をする。いつか帰る日を信じんて。。。

羅臼町から知床半島を横断、峠から運良く羅臼岳の雄姿を見ることが出来た。

”明日はあの頂きに立つぞー!!!”
◆7月12日(水)
3時起床 4時出発。
早朝のホテルの窓からは見事な朝焼けを見る。話題は当然お天気! ”晴れる!”  ”幸先がいい” ”晴れない!?” など、とにかく天にまかせて岩尾別温泉へ移動する。。
岩尾別温泉裏の木下小屋前から登山道に入る。常緑のユズリハの低木が目立つ。オホーツク展望台から弥三吉水を過ぎた頃より雨が降り出す。




←弥三吉水で水を補給
ここまでの登山道は終始歩き易く順調に高度を稼ぐことができた。
羽衣峠からいよいよ大沢の雪渓に掛かる。用意したアイゼンは着けずリーダーのトレースを頼りに約1時間。誰かが”上を見て!花が綺麗よ!!”と叫ぶ。
足元ばかりに気をとられていて「ホット一息」つくことができた。
羅臼平を過ぎ山頂近くの岩陰に荷物を置き、狭い岩場を風に飛ばされないように登る。

いよいよ激しさを増す天候のなか、やっと登頂!!
風雨の中、吹き飛ばされないよう一塊になって記念写真。頂上滞在60秒は最短記録を更新したのでは?

下山も慎重に雪渓はアイゼンを着ける。オホーツク展望台から雨具から解放され”雨後はヒグマが出没する”等脅かされながら意地悪な雨が嘘のように乾いた山道を岩尾別温泉へと下る。14:10下山。
着後、ホテル地の涯駐車場下の名物露天風呂で心身ともに癒す。この野趣溢れる(三段形式の浴槽)では幾つかの逸話が生まれましたが、文章にするには多少問題がありますので、酒の肴に後日山でお話することにするとして、その後斜里岳へ移動。

新築された清岳荘では夕食は外で焼肉。大自然の空気と眺めと岩尾別の露天風呂をご馳走に加え楽しく美味しく頂きました。
◆7月13日(木)

4:00起床。絶好の天気。
斜里とオホーツクの大海原を眼下に朝食を頂く。

5:30登山開始。
「今日は沢登りがあります。慎重に行きましょう」とリーダーの声。初体験に期待と緊張が身を引き締める。天気は快晴!

沢沿いに右に左に渡渉を繰り返し、新道分岐へ。往きは沢沿いの旧道を行く。蒸し暑さの中沢音は心地よく、更に進むと滝が次々と現れ、水しぶきを浴びながら濡れた岩で滑らないよう慎重に登る。
沢岸にはミソガワソウ、オニシモツケ、ミヤマキンポウゲ等の花も豊富だ。流が細くなり源流を横に登ると上二段に出る。急坂、ガレ場を登りきると馬の背に。

展望が開けお馴染みの花々が咲き競う。吹き抜ける風に疲れも忘れる。ここから身軽になり、10:20分登頂!
全員で記念撮影。雲の切れ間に遠くオホーツクの海を見る。
帰路は尾根沿いの新道コースを下る。ダケカンバ帯からハイマツの中へ熊見峠までは登りになる。
峠からの展望は素晴らしい!!
登ったばかりの斜里岳が美しく馬の背もはっきり見える。ここから下二段までは急下降。ぬかるみと高い段差に一同閉口する。途中オオバナノエンレイソウ、ハクサンチドリ等の花々に励まされながら無事清岳荘に到着。

ウトロ港のホテル知床に向う。キタキツネに途中出会いフサフサの尻尾が愛らしい。 

←斜里岳が圧倒的に迫る。熊見峠から
◆7月14日(金)
7月14日晴れ。2日間の登山にも疲れを見せず皆元気に出発する。広大な牧場、ジャガイモ畑、サトウ大根畑、その向こうに裾野を長く広げた端正な山姿の斜里岳に改めて感動を覚える。中標津の開陽台(バイクの若者達の聖地・地球が丸く見える)から阿寒湖をさりげなく!?走り抜け足寄で本場の美味いラーメンを味わい、層雲峡から大雪山麓を回り旭川空港に到着。

時間的にゆったりと中身の濃い山旅でした。一緒に思い出を残せた皆様ありがとうございました。