わたしの山日記
 
のんびりゆったり歩き
「燕岳〜常念岳縦走」
2006.8.28(月)〜31(木) 3泊4日

◆投稿者:涌井 昂
今回の登山は表題の如く、時間に追われることなく、槍.穂高連峰の雄大なパノラマをみながらのんびり、ゆったり過ごしたいとの思いで参加しました。
◆8月28日(月)
04:30中房温泉を目指してバスで筑西市を出発する。途中曇り空で心配されたが碓氷峠を過ぎたあたりから晴れ間が出てきた。ラッキーな予感がする。

10:10中房温泉に到着(標高1460M)

さっそく身支度を整え燕山荘2680Mを目指していざ出発。
4日間の日程の中で今日が一番厳しいと聞いている。標高差にして1220Mあり急登である。途中、小刻みにベンチがあり、ほどよい休憩場所となっている又登山道も歩きやすく、ゆっくりゆっくり登ったのでさほどでもなかった。合戦小屋で名物のスイカを食べた、うまいことこの上なし。
16:30燕山荘に到着 夕食後山小屋の主人赤沼さんのアルペンホルンの演奏を聞く、スクリーンに写しだされたアイガー北壁、ユングフラウの雄大な景色をバックに演奏されたが感動ものであった。
◆8月29日(火)
4:30起床 5:15朝食,食堂で,ご来光を拝む今日の予定は燕岳2763Mを登頂し大天井岳2922Mを登頂し大天井荘に宿泊する予定である。

6:00 山荘に荷物を置き燕岳に向かって出発天気はまあまあ、昨日の夜中は星空であった。山荘から眼前に燕岳が見える。山頂まで約1km奇怪な岩をながめながら行くと足元に高山植物の女王コマクサがあちこちに咲き誇っている。山小屋の主人の話では、今年は例年になく花が遅れているとのこと、ラッキーあっというまに2763Mの山頂である。北アルプスの大展望を満喫し、山荘に引き返す。
07:30 大天井岳に向けて燕山荘を出発。山の天気は変わりやすく怪しくなってきたが、9時頃から回復にむかった。終始、槍、穂高連峰の大パノラマを見ながら,のんびり,ゆっくり進む、行く先々にコマクサが咲き誇っている。表銀座縦走路とわかれ、山腹を斜めに横切り急登して、大天井岳の肩にある大天荘2875Mに到着した。11:30
12:00 大天荘で小休憩し大天上岳2922Mの頂上に立つ。前穂高岳、奥穂高岳、南岳,中岳、北鎌尾根が見えるが、槍ガ岳の頂上だけが雲に隠れて見えない。20分ほど待つが小槍まで見えるようになったが、雲に隠れて顔を出さなかった。
12:30: 山荘に戻り昼食 午後からたっぷり自由時間、各々昼寝、読書、おしゃべりを楽しむ。私は山でオカリナを吹きたいと前から思っていた。今回がチャンスと思い、山荘前のベンチで吹いた。皆さんが聞きつけ全員が集まり、私のつたないオカリナを快く聞いて頂き感謝感激。

18:00: 夕食  20:00消灯
◆8月30日(水)
5:00 起床 6:00 朝食 6:40 常念岳に向け出発 昨日見えなかった槍ヶ岳は今日は終日くっきり見えた。東天井岳(2814M)横通岳山腹をまき常念乗越(2466M)と登り下りを繰り返し常念小屋に9:40に到着。常念乗越あたりからポツポツ雨が落ちてきたが大降りにならず 
10:00 荷物を常念小屋(2450M)に預け、常念岳頂上を目指し出発。幸い雨があがり、気持ち良く岩礫の斜面をジグザグに急登する。

11:30常念岳頂上(2857M)に到達。頂上からの眺めは最高で左は乗鞍岳から右は槍ヶ岳までの大パノラマを20分ほど堪能し、下山した。

13:10 常念小屋 下山途中、雷鳥親子に遭遇写真をパチリ、うまく撮れていれば良いが?
昼食後は今日もたっぷり自由時間、登山談議、読書、昼寝 のんびりと時を過ごす。

18:00 夕食  20:00 消灯
◆8月31日(木)
4:20 起床 5:00 出発 一の沢登山口までバスが入れないため、早目の出発となった。10分も下ると御来光、いろいろな高山植物の花を見ながらどんどん下る。すいこまれるような紺色すっかり秋空である。途中朝食をとり、沢ずたいにどんどん下る。
8:55 一の沢登山口(1323M)につく。さらに舗装道路を1時間ほど歩いた。7月の豪雨で道の真ん中に大木があったり、道幅いっぱいに陥没していて被害は予想以上である。

10:30〜12:00 穂高温泉で汗を流し、昼食12:00 バス出発 ー 17:00玉戸着
今回の登山は文字どうり、アルプスの雄大な眺めを満喫しながら、のんびり、ゆったり、過ごせたことに満足している。ラッキーなことに雷鳥の親子に逢えた。燕山荘の主人赤沼さんが話した中で、「雷鳥は、年々数が減っている、それは人間が残した食べ物を求めて、雷鳥の天敵であるキツネが増えたためである」という。胸が痛くなる話であった。

のんびり、ゆったりの企画今後もお願いします。



大天荘にて優雅なランチを頂く湧井さんでした。