わたしの山日記
 
のんびり秋の稜線漫歩
飯豊本山 登頂

2006.9.24(日)〜27(水) 3泊4日

◆投稿者:荒木 幸子様
ネイチャーツアーズの夜行3泊登山ツアーに参加、一人ということもあって、不安もありましたが、参加者皆様の温かい家庭的な雰囲気を感じた忘れられない山の想い出となりました。
◆9月24日(日)〜25日(月)
うとうとしているうちに夜行バスはいつの間にか登山口の川入登山口に到着する。テント泊と車内泊の2つに分かれて仮眠をとる。ふと見上げた夜空には満天の星空が瞬いている。何年もの間、忘れかけていたといってもいいぐらいに見入ってしまうほどの満天の星空に感動する。

5時に起床。準備運動を済ませいざ出発する。
川入登山口からブナの森の急な登山道を登り始める。急な道だが歩き易い。随分昔に傷つけられたブナの傷が痛々しい。紅葉にはまだ早いようだ。順調に高度かせぐことができた。
地蔵の水場で水を補給する。思いのほか気温が高いので水の消費が激しい。途中にあった地蔵の水は冷たく、水量も豊富で心なしか甘い感じのするたいへん美味しい湧き水でした。ほんとにありがたい水場です。
三国岳の手前に鎖場に恐怖感と急登の連続に喘ぎながら、やっとの思いで三国岳に到着する。
三国岳を過ぎて、切合小屋が展望できる尾根からは、黄金色には少し早い草紅葉や、木々の紅葉が、今までの苦労を忘れさせてくれた。素晴らしく絵に描いたような風景に感動しました。今夜の宿はもう目の前だ。
切合小屋の夕食は、管理人さんが下山していたため自炊でした。
ラジオ聴きながら円座になり、おでん鍋を囲んで語り合い、楽しいひとときを過ごすことができました。

おでんを肴にアルコールも進み、いつの間にか寝てしまった。静かな夜がとても素敵でした。。
◆9月26日(火)
山小屋では自炊で朝食後、いよいよ長年の夢であった飯豊本山を目指す。午後から天気が崩れそうという予報であったので不安だ。不要な荷物は山小屋に置いてきたので昨日のザックの重さから解放されて足どりも軽い。

紅葉も一夜明けて一段と進んで、眺めを楽しみながらルンルン気分で山頂を目指す。
午前8:20、全員無事に山頂を踏む。強風に飛ばされないようしっかりと山頂を踏みしめました。感激!!
山頂で感激していると、一瞬霧の切れ間から北に続く飯豊連峰の深く長い山並みが一望することができる。なんてラッキーなんだろう!!
帰りには、童心にもどり強風で映画タイタニックのヒロインの真似をする人もでてきた。ほんとに楽しい人たちである。
切合小屋に戻ると、リーダーから悪天候が予想されるため、三国小屋まで戻ることを告げられる。さっそくザックの荷造りを済ませ小屋を後にする。昨日の残りのおでんがあったので全員で平らげました。2日目のおでんはダシがよくしみこんでとても美味しい!!


三国小屋まで戻って泊ったことにより、次の日、霧雨の中でも無理なく下山することができました。
三国小屋では登山3日目ということもあり、皆さん家族同然のように、楽しく談笑し夜は更けました。宴会部長に昇進したSさんはとても楽しい方でした。
◆9月27日(水)
夜中、ガラスに吹き付ける雨に何度か目を覚ます。帰りの下りが岩場が心配だったが、山小屋を発つ頃には雨もあがる。なんて運が良いのだろう。リーダーの注意する声が山に響く。雨が上がったとはいえ、岩場はまだ濡れている。
登山口に到着するころには晴れ間も広がり、無事に下山を果たす。
今回、山に登るという目的だけでなく、安全に配慮され、楽しみながらの今回の飯豊本山(何年も前から一度はいってみたかった山)本当に行って良かったの一言です。戸頃さんは「一番好きな山は飯豊山だ」と言っていましたが、私ももう一度登って、できたら縦走でと思います。

ご一緒に同行してくださった皆さん、ありがとうございました。帰りの温泉も良かったし、生ビールの美味しかったこと。。。。忘れられない想い出がまた一つできました。