わたしの山日記
 
中国山地の最高峰
伯耆大山 登頂

2006.10.29(土)〜10.31(月) 夜行1泊2日

◆投稿者:宍戸 幹直様
大山は日本海に面する独立峰で伯耆(ほうき)富士とも呼ばれているだけあって、麓から見る山容は美しかった。昔から信仰の山として人々から親しまれて来たらしく、また中国地方唯一の日本百名山であることからか登山者は多い。
「ダイセン」とはなかなか読めないとは思うが、山陰地方では山を「セン」と呼んでいるそうだ。
◆10月 29日(土)〜30日(日)
10月29日(土)20時30分、常磐道桜ICに入ったネイチャーツアーズ号は鳥取へ向う。大山寺まで800Kmを越す長旅だ。戸頃リーダーほか男性7名女性4名のパーティである。
途中何度かトイレ休憩し、米子道溝口ICに着いた頃はすっかり明るくなっていた。

そして裾野の広がっている美しい大山が目の前に迫っている。
天候は全く心配ない。一般道を少し走り、登山口となっている大山寺の駐車場には6時35分に着く。
予定より早く着いた。
朝の清々しい空気を胸いっぱいに吸い込み、ストレッチを済ませた頃には長旅にもかかわらず皆さん元気はつらつである。古稀を過ぎた人もいたそうだが何方さまかは分からない。若々しい美男美女軍団である。
7時15分スタート。
夏道コースを登る。10分位歩くと右手に重要文化財の阿弥陀堂が見えてきた。立派な建物である。
1合目を過ぎ標高900m位になるとブナの大木の原生林となる。いくらか紅葉し始めている。樹肌も美しい。
整備された階段状の穏やかな登山道が続く。
歩き出して約1時間すると3合目だ。ブナの紅葉が美しい。ここらあたりから急登となる。
呼吸を整えながらゆっくり登る。ガスがかかってくるが5合目に着く頃にはすっかり晴れ渡っている。
足を止めしばし絶景を楽しむ。ここらあたりから視界が開け、風景を楽しみながらの山行となる。
9時10分6合目(1350m)で小休止。山頂が見えてきた。
1合目で追い抜いていった修験者と思われる赤装束の人が下山してきた。高齢者でありながらすごいスピードだ。
真っ赤に染まった紅葉の前でKさんがカメラに納まっている。美しい紅葉の引き立て役か?
8合目を過ぎるとなだらかな道となり特別天然記念物のダイセンキャラボクの緑のジュウタンが広がっている。
木道がとりつけられており、心地よい涼風を頬に受けながら山頂を目指す。
10時10分山頂(1711m)に着く。目の前にはここより少し高い剣ヶ峰が迫っている。この両山を結ぶ尾根は刀のように鋭くなって南面北面へなだれ落ちている。崩落が激しく剣ヶ峰へは行けない。
大きな避難小屋の前でカップラーメンとオニギリを食べ約40分ゆっくりする。
暖かい陽射しを受け昼寝をしたい気分だ。山頂は広く多くの登山者で賑わっている。
下山は石室の前を通りさらに6合目の先で右に折れ、行者コースを下っていく。急な木の階段を慎重に歩を進める。
ブナ林が美しい。太陽に照らされた紅葉は私達に感動を与え心を豊にしてくれるのではあるまいか。
ブナ林を抜けると大神山神社奥宮にさしかかる。大きな神社だ。大神山とは大山の古名で大国主命(大黒さま)が祀ってあるそうだ。今まで私にとっては福とは無縁であったが、これからは縁がありますようにお願いして手を合わせる。
少し下ると地蔵菩薩が祀ってあり修験の道場であるらしい。大きな釣鐘がある。
心を静め願いを込めて打鐘する。‘来年も楽しい山旅が出来ますように’ここから土産物街を通り大山寺橋を渡ると13時30分駐車場に着く。
本日の歩行は21724歩。パートナーと天候に恵まれ楽しい山旅でした。
ここから約1時間ほどバスに乗ると今夜の宿である国民休暇村蒜山高原に着く。広々とした高原の中に大きな建物2棟が建っている。さっそく温泉に浸かり焼酎を飲みながら夕食を待つ。
17時30分レストランに移動しバイキング式の夕げを楽しむ。
美味しい料理がたくさん並べてある。美味しい酒を飲み美味しいご馳走をたくさん食べられるのは健康の証か。これも山旅の効果かと勝手に解釈している。19時過ぎには深い眠りに入る。
◆10月31日(月)
31日(月)は7時に朝食をとり8時に宿を後にする。途中何度か休憩をとり首都高速で渋滞に合うが桜ICには19時20分に着く。予定より大分早く着いた。長時間の運転ご苦労様でした。それにしても誰も疲れた顔を見せないのはなんというパワーだ。皆さん大変お世話になりました。