わたしの山日記
 
ニュージーランド世界一美しい散歩道 ミルフォードトラックの旅
2006.12.3(日)〜12.12(火) 10日間

◆投稿者:小田嶋 真澄様
ニュージーランドの大自然を行くミルフォードトラックは「世界一美しい散歩道」と形容され、世界中のトレッカーを魅了するトレッキングコースで、その大自然に触れる事が出来る歓びと54`という距離を歩き通せるかという不安を抱きながら、12月3日19:00 一路オークランドへ向けて機上の人となりました。戸頃さんを含め7名の旅の始まりです。
◆12月 3日(日)〜4日(月)

時差とサマータイムあわせて計4時間、時計を早め、ニュージーランド国内便に乗り換えクィーンズタウンへ向う。PM3時頃着。

空港の目前に広がる山並みの頂は雪を残し、反対側の山肌は、エニシダの花が黄色に埋めて初夏の様子を目の当たりにして、皆歓声をあげる。ホテルへの道すがらルピナスやラベンダーの花々に出合い昨日までの日本の景色が嘘のようでした。

ホテルにチェックイン後、ウォークについてミルフォード・トラック・ガイド事務所で説明を受け、必携品の虫除け薬、かゆみ止め等必要な買い物をしホテルへ戻る。
PM7時にディナー。ラム肉とワインで乾杯明日からの無事のウォークを祈りつつ眠りに入ることにしました。
◆12月 5日(火)
9:45テ・アナウに向けミルフォードトラックツアーバスにて出発する。
車窓からの眺めは遠くに山々を望み、どこまでも続く牧場には無数の羊がのんびりと草を食んでいる。鹿も飼われているとはちょっと驚きました。モスバンという町で休憩、風が心地よく頬をなで大きく深呼吸する。ここまで来る間小雨が降ったり晴れたりで天気がめまぐるしく変わる。
テ・アナウ・ホテルアンドヴィラにて昼食。ここで今回のガイドさん4人と参加者全員が揃ってテ・アナウ・ダウンズまでバスで再度移動です。
そして今度は一時間余りの船旅です。この船に乗ったときからいよいよミルフォードトラックの始まりとなりました。
テアナウ湖北端グレイドワーフで下船なのですが、ここでちょっとしたハプニングがありました。1週間程前200mmの雨が降り、湖の水位があがって、桟橋が水に浸かり、全員裸足になって冷たい水の中を歩いて上陸でした。
靴を履く間に、もうサンドフライが顔の周りに寄ってきて早速、虫除け薬を塗りまくりました。今日のウォークは1.2KM グレイドハウス3:30着。この頃は天気は最高によく山の眺めも、川の水の色も素晴らしいの一言です。
到着後日本人ガイドのHISAさんの案内で山小屋周辺のネイチャーウォークに出発。
日本のブナとは違うブナや色々な植物について、鳥の種類の多さなど見るもの聞くもの全てが新しい発見の連続でした。
特にロビンという鳥は、私達のすぐそばまで寄ってきて地中のエサを啄ばんでいました。日本では考えられない事です。
夕食後、参加者全員の自己紹介と各国を代表する歌を歌うイベントがあり、豪14名、米4名、英2名、カナダ2名、日本12名の計34名。それにガイド4名が加わり、今日から5日間行動を共にすることになりました。
※国対抗のゲームに興じる参加者の皆さんでした。(編)
◆12月 6日(水)
●天気快晴 今日の歩行は16.1KM

空気冷たく清々しい気持ちで8:45出発。クリントン川に架かる吊橋を渡り、川沿いのブナの茂る原生林を右に左に、変わりゆく景色に歓声をあげながら歩いていきました。

鳥の声が絶えず聞こえ、川面に大きな魚の姿をみつけたり、珍しい花々の名前をガイドのHISAさんに聞いたり、楽しいウォークです。

途中湿地帯もあり、ここだけはトラックとは又違った景色が広がっていました。厚いジュータンを敷き詰めた様ないろいろの種類の苔が特に印象的でした。
しばらくは平坦な道が続いた後登りが始まり、クリントン渓谷の西側に入って進んで行くと切り立った岸壁からは幾筋もの滝が流れ落ちていて実に美しい眺めです。
ヒレレ滝近くの小屋でランチ。今朝自分で作ったサンドイッチや果物、そしてガイドさんが提供してくれる温かい飲み物で充分でした。
EAという鳥はイタズラ者で,絶えず人の荷物や食料を狙って小屋の周囲にとまっています。皆気をつけてヒレレ滝を正面に見ながら、心地よい風に吹かれてちょっとゆっくりした気分です。
森林から視界が開け、マッキノン峠が目の前に広がって来ました。
9マイル(14.5`)ポストを過ぎるとプレイリー広場が広がり、滝の水を集めたプレイリーレイクでガイドスタッフが水泳しているの見て、同行のSさんとTさんは日頃水泳をしているせいか血が騒いだのか、大自然に誘われて思わず泳いでしまいました。
水温は結構冷たく長い時間は入っていられませんでしたが、最高の思い出になった事は言うまでもないことでしょう。


その場に居合わせた同行者、スタッフ一同拍手喝さいでした。
こんな最高の場所で水泳が出来るなんて。。。(編)
今日の宿ポンポローナロッジPM4:00到着。天気に恵まれ、最高に幸せな一日でした。
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