わたしの山日記
 
残雪の南アルプス
光岳

2007.6.1(金)〜6.3(日) 2泊3日

◆投稿者:小原 誠様
 今回は易老岳より光への登山に参加させていただき
戸頃リーダー含め男女各8名のパーティー
顔見知りの人もいたので心強かった
昼前に結城を立ち下館、土浦と立ち寄り高速で一路長野へ
目的は光岳と登頂と日本最後の秘境と呼ばれている(または日本のチロル)
集落を一目見ておき一筆入れたかった
◆6月 1日(金)
中央高速松川ICを降り上村へと向かう小1時間後今夜の宿『高原ロッジ下栗』へ行く林道に入るしばらくして山腹を切り開いた急傾斜地に張り付くように民家と耕作地が飛び込んできた。部落入り口より山荘まで2kmとのこと曲がりくねった狭い道を登る
民家も新しい家が目立ち小綺麗に整理されていた。鎌倉時代前からの歴史ある部落とは思えない
山荘も分校の廃校を利用して建てられたとの事広々としていた。
宿のオーナーによると昭和の初め頃は児童も百数十人ほどいたのが現在は4名。この地も過疎化が進んでいるのかと思う一昔前は良質の蒟蒻で財をなす人もいた様子
夕食が楽しみ
鹿の焼肉、天魚(あまご)の塩焼き
山菜の天ぷら、蒟蒻の刺身等々明日の健闘を誓いまずはビールで乾杯
美味しい。。。早めに就寝
◆6月 2日(土)
2日目 午前3時起床
4時過ぎに宿を立ち登山口易老渡へ
早い夜明けなので即登山開始(5:20)することができた
細い葛折の山道を登る最初から結構きつい登りが続く
広葉樹林の中を進むこと2時間穏やかな広々とした尾根に着く。面平だ。
ここからは先ほどの林と違いヒノキ、ツガ、ダケカンバ、モミの巨木が混在した森になる。実にすばらしい美林である。特に樹齢数百年のヒノキが見事。
小休止しひたすら登る
やがて樹木もシラビソが多くなり倒木が目立つようになる
うっそうとした森の中にスギ苔が絨毯のように引き詰められその中に白い可憐な梅花黄蓮の花が点々と咲き誇り心を和ましてくれる。
この山行では実に貴重品である
しばらく登ると残雪が目立つようにな高度差を感じさせられる
小ピークを越え,、少し下った所最初の難所をクリアし易老岳へと登り返す
コースタイムより早めに山頂へ着く。
見晴らしがないのですぐに光岳へ向かう。高度差150Mくらい下るだろうか身体は楽だが光岳は遠く先のほう。
三吉ガレに着く
最初の見晴らしの良い所ある。遠くの峰々が連なり実に壮観である。
光岳も残雪をまといその山容を現す。
山頂はガスだがしばらくダラダラと下り三吉平へ。易老岳より1時間少々
これからが最後の頑張り所残雪を踏みしめ高度を稼ぐ。
途中アイゼンを付け急な登りに挑む
長く感じた三吉平より妬く2時間弱やっと木道より霧に包まれた山小屋が見えてきたこれで一安心
小屋に着くとすぐにザックを置き光岳へ残雪でルートがない
リーダーの勘の鋭さで光岳の山頂へ辿り着くことができた。
見遠のない所なので記念撮影をして雪道を戻る。
午後3時半山小屋着
早速夕食の支度。今夜は餃子、焼肉カルビ、高級ウインナー等でまずは一杯。
皆さん疲れた様子もなく元気がいい食欲も旺盛で実に美味しい
明朝早達なので明るいうちにシュラフの中へ。
オヤスミ・・・・
◆6月 3日(日)
3日目
今日も3時起床4時過ぎに小屋を出る
まだ薄暗いが今日は快晴のよう。白々と東の空が明るくなってきた。

昨夜冷え込んだせいか雪道も歩きやすい。
前に雹か突風があったようで一面にシラビソの紅葉が落ち雪面も緑一色に化していた。
鶯のさえずりに耳を傾け足取りも軽くふと振り返ると後方に雄大な光岳の全容が現れていた。
春山は残雪と新緑のコントラストでお見事の一言。
今回は野鳥に非常に詳しい黒田氏の説明で、たくさんの夏鳥の声を聞き分けることができ楽しみながら下山することができ有難う御座いました
右遠方に兜岳か聖岳の山頂が見え隠れするうち沢の水音がだんだんと近づきもうじき易老渡。
帰り道遠山川の急斜面の上の方に下栗の里を望むことができた。
まさに日本の桃源郷にふさわしい美しい眺めだ。
このままずっと歴史を刻んで行く事を願う。松川IC近くの温泉に入り帰路に着く。超ハードな山行 皆さんお疲れさまでした
また何処かの山で会えるのを楽しみに。
戸頃さんありがとう。
皆さんありがとう。