わたしの山日記
 
北海道の山旅
斜里岳と雌阿寒岳

2007.7.5(木)〜7.7(土) 2泊 3日

◆投稿者:大熊 浩子様
 北海道の自然が恋しくなって久しぶりに参加した斜里岳と雌阿寒岳は標高は低いとはいえどちらも日本百名山だ。雌阿寒は少し前まで小噴火が続き入山が禁止されていた山。ようやく念願がかなった。
◆7月 5日(木) くもり
初日は釧路空港から道東の雄大な眺めを満喫しながら、北海道有数の名湯川湯温泉に泊まる。移動と観光のみ。
◆7月 6日(金) 雨のち晴れ
初日は斜里岳の予定だったが土砂降りの雨と沢の増水のため登山口でやむなく中止となったが、思いがけず北海道の観光で1日楽しむことが出来た。

夕食は雄阿寒の勇姿を眺めながら北海道の味覚を堪能する。
◆7月 7日(土) 晴れ
雌阿寒岳登山の朝は快晴だ。山登りできるうれしさでみんな元気いっぱい。

AM4:30ホテル出発
うっそうとした木が生い茂る林道を走り抜けると明るく開けて登山口が見えた
AM5:10 登山者名簿に記入して雌阿寒に向かい出発。カラマツやエゾマツの落ち葉で踏み固められた道は柔らかい感触のゆるい上りだこれから待ち受ける砂礫の山を想像できないくらいの歩きやすい道だ

道端にはゴゼンタチバナ、マイズルソウなど低山で見かける花が今が盛りと咲き誇っている。
AM6:00 背の高いハイマツの間を抜けると目の前にお花畑が広がる

振り返ると雌阿寒岳と阿寒湖が見える。

背の高い黄色い花の群落はセンダイハギだ
こんなにたくさん見るのは初めてだった。しばらく花の下で休憩。

AM6:21 ハイマツのトンネルを抜けると土の色も赤茶色に変わり硫黄の匂いもして来た。

次第にハイマツも低くなり急斜面を行くと砂礫の尾根に出たが風が勢いを増す。吹き飛ばされそうな強風に寒さ対策をする。

AM7:00 砂礫の上にコマクサやメアカンカンバイ、イワブクロの花があちこちに咲いていた
メアカンが頭につく花がたくさんあるという

AM7:45  7合目展望が開ける
まるで世界が違うような光景に思わず息を呑む。噴火の跡地に青い沼を見つけた。色の無い世界でそこだけ輝いていた。

AM8:00 雌阿寒岳頂上吹き飛ばされそうな強風の中記念スナップ。

噴火の大きなお鉢とそこから轟々と地響きがする激しい活動に自然の力のすごさを見た。

硫黄の匂いも強く早めに通り抜け目の前に見える阿寒富士を目指す。

まるで砕石場の山のようだ火山灰が降り積もって出来た斜面にはまったく草木も生えていない。

崩れてきそうな阿寒富士の姿に一瞬足がすくむが意外と踏み跡が固まっていて正直ほっとする

AM9:27 阿寒富士頂上

風はますます激しいここではいつもこんな風に風が吹いている所なのだろうか。

AM9:55 コマクサの咲く場所からハイマツの道を下る。

AM10:12 眼下にエメラルドの湖が見えた。オンネトー(老いた湖)だ。今日の最終地点はあそこだ。

AM10:25 六合目ゴゼンタチバナの花が多くなった暗い樹林帯の木の根がむき出しの道をひたすら下る

AM11:12 三合目
AM11:23 二合目
AM12:13 一合目
AM12:42 オンネトー登山口着

岩と砂礫と荒々しい噴火の爪あとが残る雌阿寒岳頂上湖の下から見た優しい姿から想像できないくらいの驚きでした。改めて自然のすごさを感じた山旅でした。

久しぶりの北海道の山に楽しく参加できたのは支えてくれた友人とネイチャーの仲間たち本当にお世話になりありがとうございました

またいつかどこかの山で・・・