わたしの山日記
 
北アルプス花の山旅
白馬岳縦走

2007.7.20(金)〜7.21(日) 2泊 3日

◆投稿者:藤田 明美様
 雨に濡れた小さな花々に沢山出会えた感動の白馬岳登山の思い出。
◆7月 20日(金) 雨
荒川沖を4時発。今回は去年から白馬岳に登りたいと言われていた登山者初心者の可愛い寮生と約束した山旅。
登山口の蓮華温泉に予定通り到着。雨の中の出発となる。雨と蒸し暑さで汗だくとなる。
途中、ゴゼンタチバナの白い花や、白く光って見えたギンリョウソウに迎えられ元気が湧いてくる。
天狗の庭にまでくるとベニバナイチゴやタカネナデシコ、タカネバラが目に入り、この先が楽しみとなる。

約4時間程を登ったで頃、白馬大池が見えてくると、周りは一面ハクサンコザクラが水滴で重そうに花首を下向きにし風に揺れている。今までの疲れが吹き飛ぶ!
この感動に出会いたくて、毎年夏になる山に登りたくなる。

午後4時を過ぎた頃、白馬大池山荘に到着。皆一同びしょ濡れでした。小屋のありがたみを感じる。
◆7月 21日(土)  雨
山荘6:30発。今日も朝から雨。

白馬岳への登り道から後ろを振り向くと大池がだいぶ小さくなっている。
チングルマ、ハクサンイチゲの咲く中を小蓮華山をへ。
三国境付近に来ると、コマクサの群落、オヤマノエンドウ、ムシトリスミレ、ミヤマアズマギク、ウルップソウ等初めて見る高山植物が沢山咲いている。やはり凄い!!

山荘を出発してから3時間半程で白馬岳頂上へ。雨で何も見えませんでした。残念。。。

しかし頂上に立つと自然に達成感が湧いてきて、雨の苦労を忘れてしまう。
10分程下ると白馬山荘到着。
スカイレストランで生ビールとワインで皆で乾杯!!

晴れていれば槍穂高連峰や立山連峰が見えるはずでしたが残念ながら何も見えず、窓の外は霧の世界。

でもビールは美味しかったです!!
◆7月 22日(日) 雨

山荘6:30発。今回の難所、大雪渓をくだる。

歩き始めはウルップソウや小さなブーケのようなイワベンケイ等が咲くお花畑の中の下りでした。

いよいよ雪渓。アイゼンを付けて小雪渓のトラバースは難なく通過。下るにつれて花もだんだん大きくなりイワオウギ、クルマユリ、ハクサンフウロなど大雪渓の取り付きまでお花畑が続く。

いよいよ大雪渓。毎年落石事故があるので注意するように言われ、耳を澄まして落石の音に注意しながら、滑ったり転んだりしながら、やっとの思い白馬尻まで下り切る。山荘で休憩。疲れた〜〜

山荘から下ると植物も大型のサンカヨウ、オンダテ、キヌガサソウ等を見ながら猿倉バス停まで下る。下草刈りをした道沿いに残っていたアジサイのおうな青みがかったピンクの花が重くなった足を軽やかにしてくれる。

下山後、温泉に入って帰路につきました。
波田のスイカの味が忘れられない。
白馬岳登山は13年前に娘と二人で栂池から入り唐松岳から八方尾根へと下りましたが、今回のようにたくさんの高山植物には出会いませんでした。初心者だったせいか歩くだけで精一杯で目に入らなかったのかも知れません。

今回は3日間とも雨でしたが、今までになくたくさんの高山植物を見ることができ、一緒に登った寮生もたくさんの花と素晴らしい景色に感動してくれ、また3日間寝起きを供にした気さくな方々と知り合え最高な山旅でした。

また何処かご一緒できること楽しみしています。