わたしの山日記
 
北海道日高連峰
幌尻岳

2009.9.7(月)〜9.9(水) 2泊3日

◆投稿者:井上 正明様
私にとって百名山最後の山である「幌尻岳」への挑戦となる山旅です。
前回(今年7月※例のトムラウシ遭難事件と同じ日)は強風と雨のため中止になってしまったため、何としても成功させたいとの思いで出発する。心配された天候はくもりであまり良くない。
◆9月 7日(月) くもり後小雨
参加者ガイドあわせて9名で林道終点の駐車場を出発。

渡渉地点までの長〜い林道をそれぞれの山への思いを話しながら黙々と歩く。
約2時間で渡渉地点に到着。これから2時間あまりの渡渉が始まる。
さっそく、渡渉準備にとりかかる。私の他2名は地下足袋に草鞋(わらじ)、他の方はは本格的渓流シューズ。
皆初めてのようでけっこう時間がかかる。期待と不安を抱えながら準備する。
注意点を聞いた後、いよいよ渡渉が始まる。今回は9月にしては水量がやや多いとリーダー。
水位は膝くらいですが流れが速く足をとられる場面もあり、巻き道、岩のへつりと変化もあり慣れてくると楽しい。
小雨が降ってきた頃には渡渉も終わり山小屋が確認できると皆、安堵の様子が窺がえる。長い一日疲れた!
渡渉の回数は15〜16回とのことですが、渡るの精一杯で分りませんでした。2時間くらいで幌尻山荘に到着。心配した雨が降り出し明日の天気がとても気になる。
到着すると早速夕食の準備が始まる。さすがにネイチャーさんは手際がよいと感心する。手作りカレーでしたが雨で冷えてきた身には温かく良かった。大変美味しくいただきました。
◆9月 8日(火) くもり 小雨、後晴れ
午前3時起床。4時出発。

2時すぎから大多和さんが食事の支度をしてくれたお茶漬けをかきこむ。
心配された天気は小雨で予報では天気は回復傾向にあるとのことで元気にヘッドライト着けて出発する。
小雨も上がり霧も晴れて正面に戸蔦別岳が大きく迫る。
急勾配の道をひたすら登り続ける。
2時間ほどで「命の水」に到着。小休止をする。
「命の水」よりの急登を登りきって北カールを巻いてお花畑にでる。
高山植物を見ながら緩斜面を登る。晴れていれば紅葉が素晴らしいだろうと話しながら気持ちのよい稜線歩きを満喫する。
突然、霧の晴れ間から覗く北カールにヒグマの親子3頭を発見!!話題が熊に集中する。やっぱり北海道は自然が豊富です。

←この写真のどこかにはいるのですが、対象物が遠いためごめんなさい。
約4時間で念願の幌尻岳山頂。皆さんそれぞれに百名山登頂を祝福を受ける。静岡県清水市山楽会の皆さんが用意してくれた横断幕を準備するが、風が強く広げるのに苦労しました。

清水の皆さん本当にありがとう!!
11時幌尻山荘到着。
すぐに渡渉の準備を終えたリーダーの「迅速な準備も安全登山の要件」との指摘で早々に出発。
心配したとおり、前夜の雨で水かさが増して、深いところでは股下まで浸かり幾度となく渡渉を繰り返す。

林道の駐車場には15:30に無事到着。
登別の宿に到着。夕食時、皆さんより百名山完登のお祝いをいただく。皆さんありがとうございました。